今年2023年3月より新作カーポートSCが販売開始となります!
今回の記事では、外構・エクステリアの専門家である三輪禎希が、アップグレードされた機能やお勧めポイントを交えながら解説をしていきますので、導入を検討されている方は是非ご参考にしてください。
YOUTUBE動画でも解説をしていますので、動画で見たい!と言う方はこちらからどうぞ!
もくじ
大人気シリーズ「カーポートSC」
LIXILの大人気商品である「カーポートSC」シリーズ。
カーポートの機能はそのままに、住宅と美しく調和するデザインをテーマにしている商品です。
機能性を保ったまま極限までシンプルにデザインされたカーポートSCが、今年の3月に更にアップグレードされ販売開始となります。

新作カーポートSCのここがすごい!4つのポイント
ポイント1 待望の3台用が登場!梁延長も可能に!

私の方にも沢山のお客様からご質問があった待望の「3台用カーポートSC」が登場。
3台用ということで見た目にもスケール感が増した様相で美しいのですが、梁延長が可能となりました。
2台用でも梁を更に遠くに飛ばすことによって広がりを見せ、バリエーションが増えたことが大きなアップグレードポイントです。

これまでに、梁が邪魔で飛ばしたいというお客様もいたと思いますが、これが実現した仕様になったことは嬉しいポイント。2台用の既存のカーポートSCでも、フレームが大きくなった分柱を飛ばして、扉の開閉の邪魔にならないようにするバリエーションも可能となりました。
ポイント2 ダウンライト「人感センサー」が設置可能に!
私の中では、特に素晴らしいアップグレードであるといえるのが『ダウンライト』。
今回の「人感センサー」が設置可能になったのです。
今までのカーポートSCでは制限があり、黒色、木目調に関しては「人感センサー」を設置することができませんでした。細かくいうと、ダウンライト(上に)綺麗に設置することが不可能だったということです。ただ、今回のアップグレードでは設置可能となりました。

センサーの強度が増したというところだと予想していますが、今までだと熱を持って壊れる恐れがあったこのダウンライト。これが改善されて綺麗に「人感センサー」が設置可能になったデザイン性の幅が広がったことはとても嬉しい改定ポイントであるといえるのです。
ポイント3 「後方支持」機能が実現!

3つ目の改定ポイントは、「後方支持」が可能になったこと。
「後方支持」とはつまり、これまでのカーポートSCでは、後ろから吊り下げることで柱が左右に設置されるタイプが一般的だったのですが、今回の「後方支持」仕様により、後ろから柱で吊り上げることが可能になりました。これにより、扉の開け閉めや車の出入りもスムーズにできるようになったということです。

また更に、柱を再度に設置することで横から吊り下げることもできるようになりました。
これは「三協アルミ」の「ダブルフェース」がイメージしやすいかもしれません。


機能面でもデザイン面でもかなり幅が広がったアップグレードといえるでしょう。
ポイント4 照明オプション「シームレスラインライト」登場!
今回の改定で、照明のオプションが増えました。その名も「カーポートSC×美彩 シームレスラインライト」。

これまでのカーポートSCシリーズでは天井から当てるダウンライトが主流でしたが、このシームレスラインライトは線状のライトを凹凸なく屋根材に内蔵する形のライトです。

カーポートに納まった愛車が美しくライトアップされる様子はとても美しく、スタイリッシュな空間を作り出すこと間違いなし。デザイン性から見ても素晴らしい照明オプションの追加だといえます。
1点だけ懸念されるポイント
ここまで、新作カーポートSCの追加機能やアップグレードに関する解説をしてきましたが、一つだけ懸念されるポイントが。
カーポートSCシリーズは雨どいを見せない設計がされていることからもわかるように、3台用カーポートとなると屋根材の勾配がかなりきつくなる点です。
それが見た目としても少し不安感を覚えてしまうのは、仕方がないことかと思います。ただ、今回の新作改定によりメリットの方が多く、寧ろ、全てカーポートSCで完結してしまうといっても過言ではありません。

まとめ
今年3月に販売開始となる「カーポートSC」シリーズの新作について、素晴らしい改定ポイントを解説してきました。
- 3台用カーポートSCが登場。「梁延長」で自由な仕様が可能に。
- 人感センサーが設置可能に。スタイルの幅が広がった。
- 後方支援が可能に。後方からの吊り上げ、サイドからの吊り下げが実現。
- 照明オプション「シームレスラインライト」が登場。スタイリッシュな空間が実現。
3月発売の新作カーポートSC。
ますますデメリットのない素晴らしい商品としてアップグレードして登場。
導入をご検討されている皆さまには、是非、この記事を参考にしていただけたらと思います。