MENU
オススメ商品紹介
お知らせ内容をここに入力できます。 詳しくはこちら

【最新版】2023年流行る外構デザイン5選

  • URLをコピーしました!

心から楽しみ、20年後も幸福感を感じ続けるデザインを描くために ――

どの業界でもいえることですが、現在の情報社会では、ビジュアルや体験を通じて知識を得たり、心を満たすことがとても容易になっています。逆をいうと、サービスや商品を購入する皆様の目が、想像を超えたスピードで研ぎ澄まされていくのを感じざるを得ません。生半可なものは淘汰され、本当に質の良い、価値あるものだけが残っていくのです。

勿論、私がいる外構・エクステリア業界においても同じことがいえます。
そして、毎年、毎シーズン、新しいトレンドが生まれ、新しい価値観や考え方、描き方が変化していくのです。

2023年も外構デザインに関する情報を中心に発信していきますが、今回は、「2023年最新!外構デザインのトレンド5選」について皆様にご紹介していきます。
今年流行る外構デザイン5選を私独自の視点から解説していきますので、これから外構工事を考えている方や流行の外構デザインについて知りたい方は是非、参考にしてみてください。

目次

もくじ

『外構デザイン』とは

そもそも「外構デザイン」とは何かをご存じない方に簡単にご説明します。
外構とは、「インテリア」の対義語である「エクステリア」とも呼ばれ、建物の敷地内における周辺スペースの構造物や植栽をデザインすること。分かりやすく言うと、お庭造りや門扉・フェンス、駐車スペース、アプローチ、といった外まわり全般のデザインです。外構デザインは、建物本体とのバランスと調和を考えながらプランを立てることで、美しい住まいの実現が可能となります。

2023年 流行の外構デザイン5選!

外構デザインについて大まかに理解していただいたところで、いよいよ2023年最新版!流行の外構デザインについてみていきましょう。皆様のお好みのデザインが見つかることを願いながら、今回もしっかりと分かりやすくご説明していきます。

2023年流行の外構デザイン1:「モダン外構デザイン」

「モダンデザイン」は、今年もお洒落でカッコイイ、スタイリッシュな外構デザインイメージとして定着しており、安定の受注率と人気を誇るデザインのひとつ。中でも最近では、「浮き階段」というスタイルが人気に。

お洒落でカッコイイ。スタイリッシュ。など耳障りのいい言葉を並べてられて言われてもピンと来ない方も多いかと思いますが、そこはご安心ください。具体例を出して説明していきたいと思います。

タイルや石材を基調としたモダンデザイン

最近ではマンションのエントランスなどによく見られるようになった、全体的にダークトーンやモノクロで統一されたカラーを用いることが多く、タイルや凸凹した石材を基調としており高級感と落ち着きを併せ持った形のデザインが人気です。

ひと昔前ですと、可愛らしいカーブの素材やテーマパークで多用されているようなヨーロピアン調のデザインが流行っていた時期もありました。しかし、現在では、先に述べたようなモダン調デザインが人気を博しているのです。

「モダンデザイン」が好まれている背景

この背景としてはさまざまですが、特に大きな理由といえるのが、若い年齢層の方が家を建てるようになったことがいえます。そういった若いご夫婦などに好まれるのが、この「モダンデザイン」。カチッとしたスタイルでかっこいいデザインであるとご要望を頂くことが多いです。

例えば、大き目のタイルを敷き詰めて作られた門などが代表として挙げられます。ここ5年ほどの間でも、一般的に丸い形と言うよりは角張った形でシャープに見せるデザインが好まれており、その証拠に、外構デザインを評価するデザインコンテストにおいても、この「モダンデザイン」は、毎回上位に挙がってくるというのが現状です。

こういったコンテストの画像なども見ていただき、ご自分でお家を建てる際の参考にしていただくことをおすすめします。プランナーやデザイナーとのイメージの共有に繋がることは間違いありません。

階段もタイル調にしてライトアップ

「モダンデザイン」の中でもここ最近でトレンドとなってきているのが、階段です。大き目のタイルで敷き詰めた階段を少しへこませる形に設計して、その中にラインライトなどの間接照明を埋め込んでライトアップするような「モダンデザイン」も主流に。

@LIXIL.Co.

2023年流行の外構デザイン2:「おしゃれなカーポートを使用した外構デザイン」

今年に流行する外構デザイン2つめは、「カーポート」にもこだわるデザインです。
周りの住宅を見ていただくとお気づきになるかと思いますが、これまではベーシックなタイプのカーポートが主流だったのですが、ここ数年では「カーポートにもこだわる」方が増えてきています。

そのため、各メーカーからも次々とお洒落で機能的な高単価のカーポートが販売され、開発が進んでいる状況です。これまでの簡易的なカーポートの売り上げを上回る人気商品も誕生しています。

デザインや機能性を重視したカーポート「U.スタイルアゼスト / 三協アルミ」

©三協アルミ

デザインや機能性を重視したカーポート「カーポートSC / LIXIL」

©LIXIL.Co.

2023年3月発売!LIXIL「カーポートSC」の魅力を解説したYOUTUBE動画がコチラ。

カーポートにも注目されている背景

住宅街を歩いていても「U.スタイルアゼスト」や「カーポートSC」といった高価格のお洒落なカーポートを目にする機会が増えているのではないでしょういか? やはり、カーポートはその家を見た時に一番最初に目につくモノであることから、カーポートにも予算をかけて住宅とマッチした外構デザインを求める方が多くなったことが背景にあるといえるのです。外構全体に対しても、少しでもお洒落に見せたいという意識が高まっているといえます。

2023年流行の外構デザイン3:メンテナンスフリーな外構デザイン

今年の外構デザイントレンドで3つめに選んだのが『メンテナンスフリー外構デザイン』です。

メンテナンスフリーのデザインとは、経年劣化しずらく手入れ要らずで、「変化」が少ないデザインを指します。このことから、お庭や外構まわりに自分で時間をかけて手入れをしたり、お掃除をするのが好きな方や、変化を楽しみたいという方には好まれません。

しかし、ここ数年でメンテナンスフリーの外構デザインに対するニースが上昇傾向に。2023年も間違いなく流行の外構デザインになってきます。

メンテナンスフリー事例:天然芝から人口芝へのニーズ

お庭の芝もかつては天然芝が主流でした。天然芝の上でお子様やペットのワンちゃんが駆け回っている姿を目にしたことがあるのではないでしょうか。しかし、ここ数年で、人口芝を導入する方が増えてきています。天然芝は年月が経つと気候などの影響により色が焼けてしまったり芝が剥げて土面が目だってきてしまうことから、頻繁に水やりなどお手入れをする必要がありました。それを懸念されるお客様は、やはりメンテナンスが殆ど必要ない人口芝に移行してきているのです。

メンテナンスフリー事例:シンボルツリーを減らす

メンテナンスフリ外構デザインの事例のもう一つが「シンボルツリー」。これまでは、お庭にシンボルツリーを4本、5本と植えて季節の移り変わりや景観を楽しむのが主流となっていましたが、やはり、植物のお手入れには時間もコストもかかるもの。最近では、シンボルツリーを1,2本くらいで収める傾向にあります。

メンテナンスフリー事例:門回りも経年劣化や掃除の必要が少ない素材を使用

メンテナンスフリー外構デザインで特にご意見が多いのが、「門回り」です。
門といえば皆様がご想像する通り、インターフォン・ポストが付いている外構部分。これまでは塗り壁調のデザインが流行していました。しかし、この塗り壁調のデザインも雨だれなどで劣化したり、汚れてきてしまったりが起こり易く、頻繁な手入れや清掃が必要です。このことも理由となり、ここ最近でニーズが高まっているのが、タイルや石材を使った汚れが目立ちにくいデザイン。先述したように、モダンデザインと相まって家の顔となる門まわりもお洒落で変化の少ない形が求められています。

メンテナンスフリー外構が求められる背景

メンテナンスフリーの外構デザインが好まれるようになった背景は、現在の日本では、共働きのご夫婦が多くなり、お仕事や育児などで忙しく、昔と比べて、外構まわりのお手入れや清掃に時間を掛けられなくなってきたことにあるのです。また、変化を好まない、格好いいデザインのままキープしたいと考える方も増えてきているのも要因のひとつになっています。

2023年流行の外構デザイン4:アウトドアリビングデザイン

今年流行する外構デザインで4つめに挙げるのは、「アウトドアリビングデザイン」。
去年も多くの受注がありましたが、今年も間違いなくニーズが高まってくるデザインです。主にお庭の外構デザインに含まれるのですが、住居からお庭に次ぐ空間として、「タイルテラス」や「ウッドデッキ」、「サンルーム」を設置することを「アウトドアリビング」デザインといいます。家の中から外を見た時に、お庭続くスペースを活用することで空間を広く見せて開放感を生み出す方法です。

アウトドアリビングデザイン事例:タイルテラス・ウッドデッキ

家の掃き出し窓ギリギリまでの高さとスペースを活用して、「タイルテラス」や「ウッドデッキ」を設置します。そのスペースを利用してガーデニングを楽しんだり、テーブルセットを置いて読書やティータイムを楽しむというのも、日常をより良いものにする素晴らしい体験になるのではないでしょうか。

また、タイルテラスやウッドデッキに屋根を設置して、そこからダウンライトを設置してライトアップ可能にすれば、夜間でも過ごせる空間として利用可能に。アウトドアリビング空間の活用のバリエーションが増やせるのも人気の理由になっています。


アウトドアリビングデザイン事例:サンルーム

サンルームは、基本的に洗濯物を干すスペースとして導入される方が多いですが、最近ではスペースを広く見セル目的と別の目的で導入される方も多いです。私の知り合いは、サンルームにケージを置いて、ペットのワンちゃん専用ルームとして活用しています。また、お子様の遊ぶスペースとして活用するのも良いのではないでしょうか。

サンルームの利用方法として、お部屋とお庭の間に一つ空間を作ることによって、より外に出やすい仕様にする目的で作らることも可能。洗濯物は、別でガーデンルームなどのスペースを設けてそこで干して、サンルームは別の用途で使うというご家庭も増えてきています。

アウトドアリビングデザイン事例:テントやサウナのニーズも

最近では、アウトドアリビングデザインのひとつとして、テントやサウナを設置する方も増えて生きています。お子様にとっては冒険心をくすぐられてワクワクする空間ですね。エクステリアのサウナやテントに関しましては、株式会社 ティーエムアドヴァンスさんが運営する「Mefola Garden」さんのブログ記事がとても素晴らしいので是非ご参考にしてみてください。画像からリンクで飛べます。

©Mefola Garden

アウトドアリビングデザインが求められている要因

ここ最近でニーズが高まった「アウトドアリビングデザイン」ですが、その要因として大きく影響しているのが「コロナ禍」。お家で過ごす時間が増えてきたことが最大の理由といえます。
お家時間を快適に過ごす目的として、エクステリアにもこだわりを持つ方が急増。今後も私たちの生活や仕事が場所を選ばない様式に変わりつつある時代に伴って、こうした家や外構デザインの流行も変わってくるのだと思います。

2023年流行の外構デザイン5:木目からアルミカラーへ移行

数年前までは、エクステリアデザインの主流は木目調でした。当時、外構エクステリアのデザインブックやカタログには、ベーシックなアルミカラーよりもワンランク上で、少しお値段が張る木目調のデザインが多く掲載されており、「木目=お洒落」というソーシャルイメージが強かったのです。

しかし、昨今では、アルミカラーやブラック色といったシックなイメージのカラーに再び注目が集まっています。「流行の外構デザイン1選目で先述した「モダン外構デザイン」に付随してくるのですが、弊社で担当させていただいているお客様でも、黒やシルバーといったカラーで外構全体を締めるイメージでご希望される方が殆ど。木目調は数が少なくなっている現状です。これに付随して、お庭を囲う樹脂フェンスにおけるニーズも、木目調をご要望される方は少なくなってきている印象があります。

最初に外構計画を作る際に予算組があると思いますが、木目調にしたいといったこだわりがなく、そこまで予算を掛けたくないというのであれば、アルミフェンスでもシャイングレーやシルバー、黒といったカラーを採用していただいても、全く目劣りしないのでご安心していただけたらと思います。
目隠しフェンスに関してはYOUTUBEチャンネルでも幾つか解説しておりますのでご参考にしてみてください。

まとめ

今回の記事では、2023年流行の外構デザイン5選についてご紹介しました。

  • モダン外構デザイン
  • お洒落なカーポートを使用したデザイン
  • メンテナンスフリーの外構デザイン
  • アウトドアリビング外構デザイン
  • 木目調からアルミ調へ移行した外構デザイン

コロナ禍においては、未だに完全に終息したとは言えない状況の中で、自宅で過ごす時間が多くなり、それが日常に変わりつつある昨今。少しでも快適に過ごせるように、外構デザインはとても重要な役割を担っています。それに伴いニーズや流行も移り変わりも変化していくでしょう。ただ、なにより大事なことは、お客さまがこの先10年、20年とこの場所でどう過ごしていきたいかを想像して、デザインベースで自分が何を取り入れて、どのような好みがあるのかを予算と組み合わせて計画していくことです。

私、三輪も外構エクステリアに関する相談やコンサルをおこなっておりますので、ご興味のある方はプロフィールリンクからSNSやサイトを見て頂けました幸いです。お気軽にお問い合わせください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次