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天然木ウッドデッキの魅力

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みなさんこんにちは。株式会社ノエル代表の三輪です。
愛知県一宮市、岐阜県を中心に活動しています。

新築外構工事や庭工事、リフォーム外構工事とご依頼を頂くことが多いです。
その中で最近では、外構計画をする際に、お庭の掃き出し窓部分にウッドデッキの設置をご希望される方も増えてきました。今回は天然木素材のウッドデッキについてみていきましょう。

「人工木のウッドデッキ」については弊社Youtubeチャンネルでご紹介していますので、ウッドデッキについて動画で見たいという方は是非コチラをご覧ください。

人工ウッドデッキ徹底解説
2022最新版!最強人工ウッドデッキはコレ!


目次

ウッドデッキとは

ウッドデッキといえば大きく分けて、天然木のウッドデッキと人工木のウッドデッキがあります。
天然木は名前の通り、天然素材で作るウッドデッキのこと。
人工木のウッドデッキとは人工素材、樹脂で作るウッドデッキが一般的に流通されているのです。
実際に使用した施工例を元に説明していきます。


↓↓↓ こちらは天然木のウッドデッキ

↓↓↓ こちらが人工木のウッドデッキです

画像で見るといかがでしょうか。違いがお分かりですか?

天然木ウッドデッキの長所・短所

見た目の画像を見ただけでは良くわからないという方も多いと思うので
掘り下げて解説していきたいと思います。

天然木ウッドデッキの長所

  1. 天然木ならではの風合いが感じられる。
  2. 人工木ウッドデッキよりも熱を持たない。
  3. 塗装をした場合、好みのカラーや色合い、外構の雰囲気に合わせられる。
  4. 木材なので加工、自由度が高い。

上記のポイントを1つ1つ解説していきます。
風合いや肌触りが良いのは勿論ですが、加工のしやすさも外構やお庭のデザインをこだわるうえでは大きなポイントになると思います。

夏場ですと屋外のものは熱いのが当たり前ではありますが、人工木と天然木のウッドデッキでは大きな違いがあります。人工ウッドデッキは樹脂である為、温度計測をしてもかなりの差があります。

もちろん天然木のウッドデッキであれば素足で歩けるかといいますと
そうとは言い切れませんが、10℃~20℃ほど温度に差は出てきます。
塗装をした場合、色を選択できますのでナチュラルな雰囲気が好きな方はウォールナット色など濃い木色を選ぶ方もいます。
自然な雰囲気が好きで念のため塗装したい場合はクリア塗装を選ばれるかともいます。
以前施工した現場で和風のお庭をつくった際はブラック色でデザインしました。

天然木ウッドデッキ ブラック塗装

このようにウッドデッキだけでなく、加工がしやすいので
好きなデザインで設計することも可能です。

天然木ウッドデッキの短所

  1. まずは劣化があります。こちらは材質によって大きな違いがあります。
  2. 塗装をした場合、塗りなおし(メンテナンス)が必要なケースもある。
  3. よい材質は価格が人工木よりも高い。

天然木の短所としましては、まずは皆さんお分かりのように劣化、腐るという懸念があります。
但し、こちらは材質によって大きな差がありますので後にご説明させて頂きます。

天然木の素材について

天然木のウッドデッキでは素材があり、大きく違いが出てきます。
まず分類として、

  • ハードウッド 広葉樹
  • ソフトウッド 針葉樹

上記のような分類で分けます。
ハードウッドは固い材質の木材で耐久性が高いです。
ソフトウッドは柔らかい木材※柔らかいといっても手で曲げられるわけではありません。

ハードウッドの長所

ハードウッドは名前の通り固い木材なので、耐久性に優れています。
ハードウッドの中でも種類は色々とありますので差はありますが、
強いものですとビスが折れたりするほど固いです。
又、硬い材質の為、虫に食べられることもなく害虫被害も少ないです。
ウッドデッキの場合はハードウッドを使用することが多いです。

ハードウッドの短所

ハードウッドの短所についてですが、材質が硬い為加工が大変です。
例えば曲線に、曲げたいときは薄くスライスして加工するなど工夫が必要です。
耐久性が優れているのと海外輸入の木材も多いので費用が高いのがネックです。

ソフトウッドの長所

ソフトウッドの長所ですが、加工がしやすくノコギリなどでカットも可能です。DIYなどご自身でデッキを作るのであれば、ソフトデッキのほうがカットなど制作はしやすいと思います。ハードウッドと比べると価格が安い

ソフトデッキの短所

柔らかく加工はしやすいですが、耐久性が低く害虫被害も多いです。

オススメハードウッドの木材について

  1. イペ
  2. イタウバ
  3. ウリン
  4. セランガンバツ
  5. アマゾンジャラ

ハードウッドでオススメは上記の5つです。
イペとウリンは耐久性がかなり高く人気で有名ですが、
価格が高いのでイタウバをご提案させて頂くことが多いです。
ここからはさらに掘り下げて各木材についてご紹介していきます。

①イペ

人気で色合いも綺麗なイペ材
耐久年数:25年以上
耐久性:高い
耐水性:高い

注意:イペに含まれるラバコールは人によってアレルギーを引き起こす方も稀にいるそうなので、人によっては注意が必要です。

木のガーデンルーム

こちらは天然木イペ材で作ったガーデンルームです。
床面はイタウバを使用しています。

若干ですが、イペのほうが濃い色合いをしていて、高級感のある色合いです。肌ざわりも滑らかで心地よい素材です。

②イタウバ

こちらは近年人気の高いイタウバです。
イペの代用品として人気の高いハードウッドでイペよりも価格が安いことから、多く使われています。

耐久年数:20年以上
耐久性:高い
耐水性:高い

注意点:黒いホクロのような斑点が所々にあります。天然木ならではの味ですが、気にされる方にはオススメできません。

③ウリン

耐久度抜群のウリン材。赤みのある色合いで、独特の色合いが好きな方に人気です。

耐久年数:25年以上
耐久性:高い
耐水性:高い

注意点:赤いアクが出ます。出やすく、量も多いので注意が必要です。
コンクリートや家の基礎にもついてしまいます。
アクの心配があるため、あまり使いません。ただ、普及度は高いです。

④セランガンバツ

ハードウッドの中では比較的安価な材木。
公共などで多く使用されているそうです。

耐久年数:15年以上
耐久性:やや高い
耐水性:高い

注意:ヒビ割れが発生しやすい

⑤アマゾンジャラ

別名 マニルカラとも呼ばれます。
赤褐色でウリンの代用品のような木材、赤みが特徴的です。
金額も高いですが、高い耐久性と独特な色みに惹かれる方にオススメです。
油分が多いためスベスベした肌ざわりです。

久年数:20年以上
耐久性:高い
耐水性:高い

注意:ヒビ割れが多いのと反りが出やすい。

シルバーグレーへの変色の仕組み

ウッドデッキは屋外に設置するもので
紫外線に当たり、雨風に打たれ劣化していきます。

見た目で気になるのは天然木独特のシルバーグレーに変色していく
現状ではないでしょうか。
こちらはオイルなどで塗装すると抑制にはなりますが、完全に抑えるのは難しいかもしれません。

仕組みとしましては、紫外線に当てられグレーになっていると思いがちですが、木材に含まれているリグニンという変色物質が雨に弱く、水に溶けやすい性質をもっています。
雨に打たれリグニンが木材から流れ出し、シルバーグレーの色に変色してしまいます。

こちらは天然木ならではの味として楽しんでいただくか、気になるかたは人工木のほうが良いかもしれません。

まとめ

今回は天然木の魅力やオススメ、メリット、デメリットについてお話させて頂きました。普段は外構エクステリアプランナーとしてお話し、実際に施工している目線で記載しましたので体験談や知識をもとに記載しました

是非参考にしてみてください。

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