MENU
オススメ商品紹介
お知らせ内容をここに入力できます。 詳しくはこちら

【比較】タイルテラスとウッドデッキ

  • URLをコピーしました!

外構デザインを計画する際、タイルテラスとウッドデッキを取り入れたいというニーズがとても高いです。よくお問い合わせをいただくことで、タイルテラスとウッドデッキの違いやメリット、デメリットなどについて詳しくしりたいということがあります。今回は、タイルテラスとウッドデッキの違いやそれぞれの特徴について詳しく解説。両者ともそれぞれの良さがありますので、是非、選択の参考にしてみてください。

動画の方で観たいという方は、YOUTUBEチャンネルでも解説していますので、こちらの動画からどうぞ。

目次

タイルテラスとウッドデッキのメリット

タイルテラスとウッドデッキの比較をする前に、それぞれ共通のメリットを見ていきましょう。外構計画の段階では、殆どの外構業者としては、打ち合わせることが沢山あるという理由もあり、ウッドデッキやタイルテラスのデメリットについて詳細な説明を受けることはほぼ無いと思っていただいて良いです。そのことから、ここでメリットやデメリット知っていただいて導入の参考にしてください。

タイルテラス・ウッドデッキ共通のメリット

床面積が増えることで生活がより楽になる

タイルテラス、ウッドデッキを導入する最大のメリットしては、床面積が増えることが挙げられます。家から外に、外から家にという動線が増えることでアクセスがしやすくなり生活面がより楽に。ちょっとした庭手入れの合間に腰を下ろして休憩する。駐車場に隣接していれば、荷物の受け渡しや軽作業に利用できる。子供の遊び場として利用できる。というようにタイルテラスやウッドデッキにより増えたスペースの利用方法は多岐に渡り生活面において便利で楽しくなることは間違いありません。

また、ウッドデッキやタイルテラスを設置することでリビングが外に続いておりリビング全体の印象が、広く開放感があるように見える点もメリットして大きいです。

ウッドデッキのメリット

ウッドデッキは、腐らずにメンテナンスが必要ない人工木や「ハードウッド」と呼ばれる素材を使うのが現在では主流になっています。人工木の素材だと偽物っぽいのでは?と心配される方もいるかと思いますが、そんなことは全くなく、天然木と同じような質感を実現しているモノが殆どなので、木の温もりも感じることができます。

この後にご説明しますが、ウッドデッキは掃き出し窓と同じ高さに設置ができるので、段差がなくよりフラットな感覚を維持できることも人気。ウッドデッキもタイルテラスもフローリングと同じ色・デザインで設置することがセオリーです。

タイルテラスのメリット

タイルテラスのメリットとしてはデザイン性に良さが挙げられますが、それ以上に価値があるのが、圧倒的な耐久性ではないでしょうか。雨染みの汚れも付きにくいですし、紫外線などが原因の劣化も起こりにくい特性があります。更に、汚れに関しても掃除がしやすいために大きな不安材料にはならないということも大きなメリットです。

タイルテラス・ウッドデッキのデメリット

夏場は素足厳禁としていいほど熱くなる

タイルテラス、ウッドデッキどちらにしても夏場で日光を浴びれば表面の温度はどうしても高くなり熱くなります。タイルテラスやウッドデッキが設置されていると裸足で出てしまいたくなる気持ちはわかりますが、コンクリートや芝生であっても熱を持っていますのでサンダルなどを履いて出るようにしましょう。

ウッドデッキの主なデメリット

ウッドデッキを設置した際にバーベキューをしたいと考える方は多いと思いますが、ウッドデッキにバーベキューコンロを置いて焼き物をすることは基本的にNGです。理由としては、まず樹脂は溶けてしましますし、天然木のウッドデッキであっても火の粉が飛んで焦げてしまいます。

対策としてコンロの下にシートを敷けばいいというご意見もありますが、シートからの熱が伝わってやはり溶けてしまうという事例が実際にあるのです。また、コンロから飛んだ油も、天然木であっても油染みになり取れない汚れが付いてしまいます。バーベキューをするのであれば、ウッドデッキの下、芝生やコンクリートにバーベキューコンロを置いて焼きものをして、ウッドデッキは食事をする場所として楽しむようにしましょう。

タイルテラスの主なデメリット

タイルテラスのデメリットとしてよくお話をいただくのが、照り返しの強さです。特に、タイルの配色を明るめのカラーに設定した時には、照り返しが強く、せっかく設置したタイルテラスであっても日差しの強い日の日中はカーテンを閉めなくてはならずお庭の景観を楽しめないということも。

また、もう一つのデメリットとしては、滑りやすいという点です。基本的に屋外に設置するタイルテラスは表面がざらざらするような滑りにくい加工を施しているモノが主流となってはいるものの、雨や雪の日には、どうしても滑りやすくなってしまいます。ご高齢の方やお子様、また生活動線上にタイルテラスがある場合には充分注意する必要があるのです。

タイルテラスとウッドデッキの違い

タイルテラスとウッドデッキの違いについて、それぞれを比較するポイントをもとに解説していきます。どのポイントを重要視するかという観点からもご参考にしてみてください。

1 見た目の印象

一つ目のポイントとして、タイルと木目で見た目の印象が違うというところが挙げられらます。これは外構計画の際に図面などを見て業者さんやプランナーさんと話し合い、自分の好みをしっかりと理解した上で検討をする必要があるのです。住宅デザインとのバランス、お庭との相性など、見た目の印象が全く違うものになるのでよく考えて導入を判断しましょう。


2 掃き出し窓の部分

住宅の窓の下には、「水切り」という主に換気機能の役割を果たしている箇所があります。タイルテラスを導入する際には、その水切り部分を潰さないように少し下げた高さで設置する必要があるのです。一方でウッドデッキについては下が隙間になっている特性上、掃き出し窓(家のまどギリギリの部分)の高さまで上げて設置できるので、家の中のフローリングから、よりフラットな見た目が実現できます。

タイルテラスをフラットに設定する「グレーチング」

タイルテラスにおいてもウッドデッキと同じようにフラットに見せるやり方は色々ありますが、特に一般的なのが「グレーチング」といって、網状になっている空気口の役割を持つ金具を取り付けるパターンです。これにより、ウッドデッキと同じように、掃き出し窓ギリギリの高さに設置が可能となり、外から見ても中から見てもよりフラットに広く見せることができます。

組み立て式のタイルデッキも販売している

タイルテラスについては、設置場所によっても施工期間や価格も変動します。例えば、中庭にタイルデッキを設置する場合などは搬入や設計もひと手間かかる理由からです。しかし、現在ではウッドデッキのような組み立て方法で設置できるタイルデッキという商品も販売されています。表面がタイルでできている既製品なので、設置場所や予算など全体的なポイントを加味して検討するのも良いでしょう。

タイルテラスに照明を埋め込むのもお洒落

最近では、タイルテラスの階段部分をへこませてライン上の照明を埋め込む形もニーズが増えています。夜もお洒落で幻想的な雰囲気を演出することができます。ウッドデッキにも施工は可能ですが、ウッドデッキの場合は足元を照らす照明をポイントポイントで設置する方が見た目としても照明の活用方法としても有効です。

3 価格相場、高さ設定による価格差について

ウッドデッキの価格相場については、一平米あたり2.5万円~4.5万円が相場と言えますが、商品のグレードや設置場所など細かい条件や項目により増減。また、タイルテラスはウッドデッキよりも価格が高い傾向があります。タイルテラスの相場は、1平米あたり4.5万円~7.2万円が相場です。こちらについてもタイルの種類などにより増減あり。

さらに、価格について知っておいていただきたい大きなポイントとして、設置する高さということがあります。新築の住宅の場合、地面から掃き出し窓までの高さをおおよそ40cm~50cmの高さで建築することが多いです。タイルデッキを設置する場合、中に土を入れることで高さを出す施工方法になりますので、タイルデッキの高さを出すのにはその分の土を搬入する必要があるのです。敷地内にある土で対応できれば良いですが、殆どの場合、タイルデッキの高さを出そうと思うと外部から土を搬入することになり、またタイルの枚数も増えることが考えられるので、トータルの工事費用がぐっと上がります。

この理由から、40cm以上の高さを出すと考えた場合は、ウッドデッキの方が価格としては安く抑えられると思っていただいて良いです。事前に設置する場所の地面から掃き出し窓までの高さも考慮して、どちらを設置するかの参考にしておくことをお勧めします。

まとめ

近年ニーズが高まっているタイルテラスとウッドデッキのそれぞれの特徴について解説してきました。設置場所や高低差、価格、などここまで見てきたポイントをよく考慮して、自分の好みに合わせて素敵なお庭造りに役立ててください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次